會本久美子 個展
「小さい魔法」
てのひらにはためく ちいさな風と ちいさなおどろき
特徴的な色と線で描かれる會本久美子の世界は、
私たちが知る現実とは別の原理や法則によってその構造を保っているかのようです。
本展示では、19世紀のイギリスで親しまれた視覚玩具
「ソーマトロープ／Thaumatrope」を支持体とした新作を多数公開いたします。
箱からそっと取り出して、指先で糸を撚って回せば見えてくる残像。
手にした人だけが見ることのできるひとつひとつの風景は、小さな小さな風となり、
ギャラリーのあちこちに現れては消えていきます。
■日程：2016年6月24日（金）ー 7月3日（日）
■会場：Knot Gallery（両国）
ー土日は12時より、平日は17時より、在廊します。ー
6月24日（金）18:00ー20:00 オープニングレセプション
6月26日（日）第一部14:00 第二部17:00 カラトユカリ ライブ + 會本久美子 ライブドローイング
※二部制で各30分、ドネーション制となります。カラトユカリさんが歌い、會本久美子がライブドローイングをします。
上記時刻からの約30分間はライブ観覧のお客様以外は展示作品を見づらくなりますことをご了承ください。
久しぶりの個展です。
ソーマトロープ、というアニメーションの元ともなっている
紙でできる小さなおもちゃを作ることにしました。
小さな箱から取り出した、ソーマトロープを指でまわして
はためくさまを見ていると見入ってしまう、
誰にでもできる小さい魔法みたいだなと思ったのです。
小さい箱などにそれをおさめてとっておける、というのも
自分の中に小さい魔法を持っていられるようで。
DMは、切り抜けば実際にソーマトロープが作れるようにデザインしていただきました。
◯ライブをしてもらいます、最近のカラトユカリさん ◯
カラトさんの歌にのせて描いていきます。
ぜひいらしてください。
よろしくお願いいたします。